可搬質量6~10kgの新モデルを発売/KUKA Japan
ドイツの大手ロボットメーカーKUKA(クカ)の日本法人KUKA Japan(クカジャパン)は8月23日、「KR CYBERTECH nano(サイバーテックナノ)」の新モデルを発売すると発表した。新モデルは可搬質量6~10kgで、物のハンドリングや溶接、荷役台(パレット)への箱の積み下ろしなどに適する。
ロボットの動作特性を改良し、従来よりも動作の軌道精度を向上。高いコストパフォーマンスを実現するという。防水、防じん性を備え、静電気の予防により繊細な電子部品も扱える。床だけでなく、天井や壁面にも設置できる。
「現行機種と設置面積などは同じで、周辺機器に対しては互換性があるため、切り替えがスピーディーで簡単」とKUKAポートフォリオマネジャーのマルクス・ホルフェルダー=アサム氏は言う。
今年10月から受注を開始し、2021年1月から納入する。