生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2021.10.12

木材加工をロボットアームで/前田建設工業、前田製作所

 インフロニア・ホールディングスグループの前田建設工業(東京都千代田区、前田操治社長)と前田製作所(長野市、塩入正章社長)は10月5日、共同でロボットアーム型木材加工機「WOODSTAR(ウッドスター)」を発売すると発表した。
 建築用木材の仕口(接合部)などを加工するプレカット工場向けに販売する。

 一般的な産業用ロボットのアーム先端に自動ツール交換機を装着したもので、個人住宅以外の建築物で使われる大型部材の加工に適する。標準仕様で2機ワンセットになっており、上下方向に3m、厚さ1.25mの大型部材まで加工できる。ロボット、あるいは加工材を動かすための、レール上を走行する自走台も追加できる。

TOP