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2021.10.14

[特集MECT2021 vol.1]間もなく開幕! 2年ぶり大規模リアル展

 今年最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン(MECT)2021」が間もなく、来週20日に開幕する。開催規模は426社・団体、1795小間(10月14日現在)と、今年国内で開催される工作機械など、工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)関連の見本市としては最大規模を誇る。

 新型コロナウイルスの感染対策で、前回展よりも展示スペースは縮小したが、満小間での開催で、最新の工作機械のほか、産業用ロボットを使った自動化や省人化に向けた取り組みも数多く披露される。

 会期は10月23日までの4日間で、名古屋市港区の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)の全3館とイベント館、交流センターなどを含めた全施設を使って開かれる。

 今回のコロナ禍や、それに伴う東京五輪延期の影響で、昨年は東京で開催される予定だった日本国際工作機械見本市(JIMTOF)をはじめ、多くの展示会が中止された。20日に開幕するMECT2021は、国内のFA関連の展示会としては、2年ぶりの大規模な展示会となる。直近2年分の新製品や研究開発の成果が集まり、国内の展示会では初公開の機械や製品、自動化に向けたシステムの出展も、これまで以上に多くなりそう。

 今回展のテーマは「キカイを探そう」。最新の機械と新たな出会いの機会を探せる展示会になるはずだ。

(ロボットダイジェストMECT取材班 長谷川 仁)


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