冷凍倉庫の物流に低温対応AMRを提案/ピーエムティー 京谷忠幸社長
温度差50度でも結露なし
国内初の本格導入に向けテスト進む
ピーエムティーの京谷忠幸社長は「わが社では特定のメーカーを扱うのではなく、お客さまのニーズに合うAGVやAMRを世界中から探して提案する。常に情報収集に取り組むが、アイロジスティクスほど冷凍倉庫に適したAMRはない」と話す。顧客の冷凍倉庫で、結露対策の確認を含めた実践的な運用テストを実施しており、本格導入となれば国内初となる。
テスト中の現場では、1日の入出荷量が1000tにもなる。まずは今年度中に1、2台導入し、数年かけて100台以上を導入する見込み。「これをきっかけに物流や食品業界への拡販に努め、常温の倉庫での箱詰めやパレタイズ向けにもロボットやAGV、AMRを提案したい」と意気込みを語る。