音声などで簡単に作業指示が可能! ティーチングレス技術を開発/三菱電機
三菱電機は2月28日、同社が開発する人工知能(AI)技術「Maisart(マイサート)」の一つとして、ロボットの動作プログラムを自動生成する「ティーチングレスロボットシステム技術」を開発したと発表した。
ロボットに動作を覚えさせる「ティーチング(教示)」作業が不要で、専門知識がなくても容易にロボットを扱える。簡単な項目選択や、音声で作業内容を指示でき、障害物回避などは自動でできる。ロボットハンドの開閉タイミングなどを自動で最適化し、ロボットが停止している無駄な時間なども削減する。
同技術を使うことで、メニューが頻繁に切り替わる食品工場など、これまで自動化が難しかった現場でもロボットを導入できる。