テックマンの代理店に、SIerとしての強み生かす/レステックス
技術力に自信
――7月に、テックマンロボットの正規代理店となりました。
これまでもSIerとしてはテックマンの協働ロボット「TM Robot(TMロボット)」を扱ってきましたが、今年同社と一次代理店の契約を結びました。2次代理店や販売店、SIer、ロボットを組み込む設備メーカー、エンドユーザーなどにテックマンのロボットを販売していきます。レステックスは技術者集団で、商社ではありませんので、こうした事業展開をするのは今回が初めてです。
――御社ならではの強みは?
やはり「ロボットのSIerである」という点でしょう。システム全体の構築やロボットの使い方に関するノウハウを持ち、創意工夫できるという自負があります。
――販売先の一つであるSIerは同業者、つまり競合企業になりますが……
レステックスは、従業員が10人程度の小さな会社です。さらには、山梨支店「レステックス山梨」ではファナックのロボットを使った自動化システムのエンジニアリングを担当しており、TMロボットだけの取り扱いというわけでもありません。SIerとして担える案件の数は限られますので、同業ではあっても競合にはならず、さまざまなSIerとパートナーを組んで展開できればと思っています。これまでTMロボットを使ったことがないSIerでも心配はありません。TMロボットの経験が豊富なわれわれが、SIer視点で必要なサポートを提供します。パートナーSIerにテクニックを隠すつもりはなく、SIer同士なので話も早いと思います。