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床下掘り下げ、ロボット自動倉庫の設置スペースを確保/AutoStore System、東亜ディーケーケー、オカムラ

ノルウェーに本社を置くオートストアの日本法人、AutoStore System(オートストアシステム、東京都中央区、安高真之マネージングディレクター)は昨年12月17日、ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」の導入事例見学会を開催した。場所は計測機器メーカー東亜ディーケーケー(東亜DKK)の、埼玉県狭山市にある「狭山インテグレーションセンター(SIC)」。AutoStore Systemの安高マネージングディレクターは「部品の在庫管理の効率化になるため製造業でもオートストアの導入事例は多く、少量多品種生産の現場に役立つ」と語る。

ドイツで3月末から開かれる産業見本市にロボットも多数出展/ハノーバーメッセ2025

世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」を主催するドイツメッセは1月16日、ハノーバーメッセ2025の詳細を発表した。会期は3月31日~4月4日で、会場はドイツ・ニーダーザクセン州のハノーバー国際見本市会場。約40カ国から4000社以上が出展する。

[注目製品PickUp! vol.76]「静電容量式」の力覚センサーを協働ロボ用に/ワコーテック「WKF-Cシリーズ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第76回は力覚センサーメーカーのワコーテック(富山県高岡市、岡田和広社長)が開発した協働ロボット用の6軸力覚センサー「WKF-Cシリーズ」を取り上げる。同社の力覚センサーはWKF-Cシリーズも含めて全製品共通で静電容量式を採用しており、耐久性が高い上に低コストで製造できるのが特徴だ。岡田社長は「静電容量の技術は特許で押さえており、競合他社が作りにくい」と話す。

ロボットSIer向け商品説明会を2月に都内で開催/日本ロボットシステムインテグレータ協会

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の団体である日本ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)は2月21日、都内の大田区産業プラザPiOで「ロボットFA関連商品説明会」を開催する。今回からテーマを決めて「特設展示コーナー」を設けるなど、企画の充実を図る。同協会の高橋祐紀広報部長にその狙いを聞いた。

ショールームを併設した新事業所をオープン/Mujin

Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は1月23日、愛知県岡崎市に岡崎事業所をオープンしたと発表した。ショールームやテストエリアを備えた「愛知ロボットイノベーションセンター」を併設する。日本市場を中心に自動化エンジニアリングサービスを提供する子会社Mujin Japan(ムジンジャパン、東京都江東区、荒瀬勇CEO)の拠点で、名古屋市内の名古屋営業所を拡張移転した。

[注目製品PickUp! vol.75]3Dビジョンシステムの撮影速度を3倍に/Zivid「Zivid2+R」

ノルウェーに本社を置くZivid(ジビッド)は昨年12月、ロボットアームの手首に取り付けるタイプの3Dビジョンシステムの新製品「Zivid2+R(ジビッド・ツー・プラス・アール)」を発売した。従来比3倍の撮影速度を実現した機種で、3Dの点群情報だけでなく、色の情報も同時に取得できる。透明な対象物(ワーク)や光を反射するワークも精度よく認識可能だ。「Zivid2+Rならビジョンシステムがボトルネックにならず、システム全体の生産性を高められる。3Dビジョンシステムには安価なものもあるが、Zivid2+Rのような高性能・高品質な製品を選ぶべき」と黒澤和人セールスディレクターは言う。

25年の受注額見通しは8700億円、ロボット関連3団体が新年賀詞交歓会を開催

日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者)、製造科学技術センター(理事長・加賀邦彦三菱電機代表執行役・専務執行役)、日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)の3団体は1月10日、都内ホテルで「2025年ロボット関連3団体新年賀詞交歓会」を開催した。3団体を代表して日本ロボット工業会の橋本会長が登壇し、今年の産業用ロボットについて「受注額は対前年比4.8%増の8700億円を期待するとともに、生産額は同6.1%増の8300億円と見通す」と発表した。

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