自社展でロボット披露、金融・流通事業者などの注目集める/ローレルバンクマシン
紙幣を自動でカウント
クロスロボモは、垂直多関節ロボットと直交ロボットを組み合わせたような独自構造のロボットだ。この構造は特許も取得している。従来のロボットではできなかった動き方ができ、狭い場所でも作業がしやすい。
会場では自社製品である紙幣計数機とクロスロボモを組み合わせ、紙幣計数の自動化システムを構築した。ラックにストックしてある札束をクロスロボモがつかんで計数機に投入し、計数後の札束をラックに戻す。
展示システムの機能はシンプルだが「組み合わせる機械次第でさまざまな作業が可能。複数工程をクロスロボモ1台でこなすこともできる」(担当者)