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板金工場用の搬送ロボットを開発/アマダ

 板金加工機メーカーのアマダは7月12日、都内の展示会「MF-TOKYO(エムエフ・トウキョウ)2023」の会場で自律走行式搬送ロボット(AMR)「AMTES(アムテス)500」を発表した。発売前の参考出展の製品で、最大可搬質量は500kg。板金加工工場での使用を想定しており、パレット(荷役台)に載せた板金製品の搬送に適する。

[SIerを訪ねてvol.37] マーキングの自動化に強み/山田マシンツール

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は、刻印機メーカーと工具商社の2つの顔を持つ山田マシンツール(東京都台東区、山田雅英社長)を取材した。同社は新たに国内でSIer事業を本格化する方針だ。先んじてタイの現地法人で自動化システムの実績があり、国内でも展開していく。「ファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)事業」の強化について山田社長は「わが社の強みであるマーキングを中心に、その付帯作業も含めた自動化を提案する」と話す。

ソフトバンクグループやフォックスコンなどから総額約230億円を調達、業務でも連携/Telexistence

Telexistence(テレイグジスタンス、東京都中央区、富岡仁最高経営責任者<CEO>)は7月6日、「シリーズBラウンド」の投資として約230億円を調達したと発表した。シリーズBラウンドとは、ベンチャー企業の事業が軌道に乗り始めた時期に規模を拡大させるために資金調達する投資段階を指す。

将来はOEM供給も、専用機メーカーが物流自動化に本腰/竜製作所

専用機メーカーの竜製作所(名古屋市南区、石田恭一郎社長)が物流倉庫の自動化提案に本腰を入れている。自動搬送ロボットを開発、製造、販売する米国のスタートアップ企業であるインビアロボティクスの代理店として、日本での輸入販売に力を注ぐ。自動搬送ロボットを中核とした倉庫内物流システムの提案や導入支援などを担う専門部署を組織した他、実機見学が可能なショールームも名古屋市内に設立。日本の物流現場の省人化や業務効率化に貢献しながら販売実績を積み重ね、将来的にはインビアロボティクスのロボットを日本市場でOEM(相手先ブランドによる生産)供給する狙いだ。

「デジタルSIer」を全国に/アイキューブデジタル

安川電機とYEデジタルが出資するアイキューブデジタル(北九州市小倉北区、竹原正治社長)は、製造業向けIT技術に特化した「デジタルSIer(システムインテグレーター、エスアイアー)」として、生産計画や設備稼働を管理するシステムを開発、提供する。今年5月には日之出水道機器(福岡市博多区、浅井武社長)の佐賀工場で、鋳造の段取り作業を省力化。「デジタルSIerの考え方を全国に広めたい」と竹原社長は話す。

SIerの豊電子工業と菱和電機がパートナーに/リモートロボティクス

リモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)は7月6日、ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)と菱和電機(東京都千代田区、田口陽一社長)の2社が技術パートナープログラム「Remolink Partners(リモリンクパートナーズ)」に参画したと発表した。

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