ラボの自動化推進を目指しメトラー・トレドと提携/ABB
スイスの大手ロボットメーカーのABBは研究室(ラボ)の各種作業を自動化する「ラボラトリーオートメーション(LA)」の推進に力を入れている。その一環で2月2日にはスイスのMETTLER TOLEDO(メトラー・トレド)と提携したと発表した。
メトラー・トレドは分析機器や計量器、ラボ内の機器を一元管理するソフトウエア「LabX」などを製造、販売する。両社は今回の提携によってABBのロボット用コントローラー「OmniCore(オムニコア)コントローラ」とメトラー・トレドのLabXをシームレスに統合し、ロボットとラボ内の機器との連携を強化する。さまざまな産業でLAを推進し、科学者や技術者を繰り返しの単純作業から解放して生産性を高め、労働力不足の解消を目指す。