ロボットアーム制御技術を買い取りピッキング工程まで自動化/RENATUS ROBOTICS
TRUST SMITH(トラストスミス、東京都文京区、大澤琢真社長)グループで自動倉庫システムを提供するRENATUS ROBOTICS(レナトスロボティクス、東京都文京区、大澤琢真社長)は12月9日、トラストスミスから人工知能(AI)を用いたロボットアーム制御技術「ADAM SMITH(アダムスミス)」を買い取ったと発表した。同技術でロボットによる無人ピッキングシステムを開発する。
同社はEC(電子商取引)向け物流センターの「棚から商品を引き出す工程」まではこれまでも自動化できていたが、棚から引き出された商品を出荷箱へ移すピッキング工程は人手に依存していた。アダムスミスによりピッキング工程も自動化し、出荷までの工程の完全自動化を目指す。
2025年までにアダムスミスの実証実験を行い、まずは米国サンフランシスコに建設予定の自社倉庫への導入を進める。