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2025.01.31

物流・マテハン関連の賀詞交歓会が相次ぎ開催/日本物流システム機器協会、日本マテリアルフロー研究センター

日本物流システム機器協会(会長・下代博ダイフク社長)は1月21日、都内で「2025年新年賀詞交歓会」を開催した。下代会長が「2025年を物流革新の始まりの年に位置づけ、生産性向上を一段と高めるソリューションの開発・提案にスピード感を持って取り組まなければならない」と抱負を語った。また1月20日には日本マテリアルフロー研究センター(大橋進会長)が新年賀詞交歓会を開催し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の大使館関係者も数多く駆け付け祝辞を述べた。

物流革新の始まりの年に

「物流革新の始まりの年に」と話す下代会長

 日本物流システム機器協会は1月21日、東京都港区の明治記念館で「2025年新年賀詞交歓会」を開催した。まず最初に同協会を代表して下代会長があいさつし、「2025年を物流革新の始まりの年に位置づけ、生産性向上を一段と高めるソリューションの開発・提案にスピード感を持って取り組まなければならない」と抱負を語った。

 来賓では経済産業省製造産業局の須賀千鶴産業機械課長が「省力化や省人化、自動化のニーズをしっかりととらえ、設備投資、賃上げ、価格転嫁などにも引き続きご努力いただければ」とあいさつし、続いて国土交通局物流自動車局の紺野博行物流政策課長が「物流産業のさまざまな課題はまさに『待ったなし』。自動化・省人化機器の導入による物流の効率化など、この業界に対する社会の期待がこれから大きくますます大きくなっていく」と述べた。

  • 経済産業省を代表して祝辞を述べた経済産業省の須賀千鶴産業機械課長

  • 「自動化・省人化機器による物流の効率化は社会からの期待も高い」と言う国土交通局の紺野博行物流政策課長

  • 乾杯の発声をした大庫良一副会長(オークラ輸送機社長)

  • 中締めのあいさつをした川田基浩副会長(IHI物流産業システム社長)

ASEAN諸国の大使館関係者からも祝辞

 マテハン機器メーカー含め物流関連の企業が広く参加する日本マテリアルフロー研究センターは1月20日、東京都千代田区の如水会館で新年賀詞交歓会を開催した。
 大橋会長は「当センターはアジア諸国が手に手を取ってお互いに発展する『アジア善隣物流』を理念として掲げている。今年も5月に都内で『アジア・シームレス物流フォーラム2025』を開催するので、皆さんもご参加いただければ」とあいさつした。
 国土交通省の鶴田浩久物流・自動車局長や経済産業省の平林孝之消費・流通政策課長兼物流企画室長の他、タイやベトナム、フィリピンなどの大使館関係者も駆けつけ、祝辞を述べた。

(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

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