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[ショールーム探訪vol.27]コンパクトな機器が広いエリアに立ち並ぶ/ROMS「平和島ラボ」

ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。26回目は、物流や小売り向けの自動化システムを開発・販売するROMS(ロムス、東京都品川区、前野洋介社長)が東京都大田区に開所した平和島ラボを紹介する。倉庫のワンフロアを貸し切ったショールームでは自動倉庫をはじめとする自動化設備のデモを見学できる。

製造現場向けの移載ユニット付き搬送ロボットを発売/シャープ

シャープは8月26日、「スリム型スタッカー自動搬送ロボット」の受注を開始したと発表した。材料や仕掛品の入った箱を標準仕様で4箱、拡張仕様で8箱まで積載できる多段式の搬送ロボットで、製造装置との間で箱を受け渡す移載ユニットも搭載する。移載ユニットは箱を吸い着けるバキューム式の他、アームで持ち上げるフォーク式も用意した。横幅700mmのスリムな本体設計で、幅900mmの狭い通路も走行できる。

[連載コラム:いまさら聞けないキーワード]vol.07 3Dビジョンセンサー

最近よく聞く言葉だけど、「それどんな意味?」と聞かれたら自信を持っては答えにくい――。そんな言葉はありませんか? 新連載コラム「いまさら聞けないキーワード」では、そんなロボット業界のキーワード・新ワードを紹介します。今回は、ロボットの「目」になる3Dビジョンセンサーです。

[SIerを訪ねてvol.46]FA商社のSIer事業だからこその強み/特電

制御機器を中心に取り扱うファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)商社の特電(静岡県沼津市、加藤秀敏社長)。システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)として、FA商社の強みを生かした自動化システムの構築に取り組む。加藤社長は「両輪の強みを生かして、『ワンストップカンパニー』を目指す」と話す。

国内製造業のために、良い物を現場へ/シュマルツ 小野雅史社長

ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人社長に小野雅史氏が就任した。就任日は7月1日。まずは2024年いっぱいをかけて、前任のゲッテゲンス・アーネ現会長の業務やこれまでの基盤を引き継ぐ。その後は、以前も海外メーカーの日本法人を率いていた経験を生かして、新たな取り組みにも着手する構想を立てている。小野社長は「海外メーカーの優れた生産財を紹介することで、品質や生産性向上などの面から国内製造業に貢献したい」と意気込む。

シンプルなシステム構成で多彩なアプリケーション提案/カワダロボティクス

カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は、同社のヒト型ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)シリーズ」を使ったアプリケーション(活用法)の開発と提案 に力を入れる。さまざまなアプリケーションを開発し、動画などを通して同製品を採用するメリットをアピールする。「ネクステージ はヒト型で2本のアームを持ち、頭部ステレオカメラや手先のハンドカメラなども備えるため、単体でもできることが多い。その特徴を生かせばシステム全体の構成はシンプルにでき、手間やコストを抑えられることをアピールしたい」と藤井洋之営業部長は言う。

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