
[5日間の夏期集中講座vol.2]ここだけは押さえたい!産業用ロボットのきほんの「き」/ロボットの市場
産業用ロボットのさまざまな情報を発信するウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」では今回、「夏期集中講座」と題して押さえておくべき基本的なポイントを5日間にわたって解説する。2日日は産業用ロボットの市場規模を取り上げる。日本は実は「ロボット大国」だった――?
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産業用ロボットのさまざまな情報を発信するウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」では今回、「夏期集中講座」と題して押さえておくべき基本的なポイントを5日間にわたって解説する。2日日は産業用ロボットの市場規模を取り上げる。日本は実は「ロボット大国」だった――?
協働ロボットのレンタルや導入支援サービスを展開する高島ロボットマーケティング(東京都千代田区、中才悦夫社長)は8月3日、最短1日から1日単位で協働ロボットを貸し出すサービスを開始した。
産業用ロボットのウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」は創刊以来、ロボット関連のさまざまな記事を発信してきた。だが、過去の記事を振り返ると、一つだけ足りないものがあった。ロボットの基本的な内容を解説する、きほんの「き」の記事だ。基礎的な事項を紹介する常設ページ「基礎知識」はあったが、この欄で基礎知識を解説したことはなかった。高校や大学受験の世界では「夏はライバルに差を付けるチャンス」と言われる。そこで、ロボダイでも「夏期集中講座」と題し、押さえておくべき基本的なポイントを5日間にわたって解説する。初回はロボットの定義を取り上げる。そもそも「ロボット」って何だ――?
電力機器、溶接機器大手のダイヘンは8月3日、ユニバーサルロボット(UR)製の協働ロボットを使った溶接システム「Welbee Co-R(ウェルビー・コアール)」を発売した。同システムは、URの公認周辺機器「UR+(プラス)」の認証を得ており、ダイヘンはセットアップのしやすさや使いやすさを訴求する。
産業用ロボットのウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」は創刊以来、ロボット関連のさまざまな記事を発信してきた。だが、過去の記事を振り返ると、一つだけ足りないものがあった。ロボットの基本的な内容を解説する、きほんの「き」の記事だ。「夏期集中講座」と題し、押さえておくべき基本的なポイントを5日間にわたって解説する。
通販物流支援サービスなどを手掛ける関通は7月28日、兵庫県尼崎市の関西主管センターで、自律移動型の無人搬送車(AGV)「Syrius(シリウス)」の稼働を開始したと発表した。
シリウスは中国のベンチャー企業シリウスロボティクスが開発したAGVで、物流倉庫で出荷製品を集めるピッキング作業を支援する。
オムロンは7月31日、ロボットや、センサーなどの制御機器を一つのコントローラーで操作できる「ロボット統合コントローラー」を発売した。これまではロボットとその他の機器の制御には別々のコントローラーが必要で、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)などは複数のプログラミング言語を使い、動きを同期させることで自動化システムを構築していた。そのため、ロボットと機器の動きにズレが生まれやすく、熟練者の手が必要な複雑な組み立てなどの自動化は難しかった。コントローラーを一つにまとめたことで、複雑なプログラムを組む必要がなくSIerへの負荷を軽減する。
スイスに本社を置くABBは7月28日、新たにラインアップに加わった「3D品質検査(QI)ロボットセル」により、一般的な3次元(D)測定機の10倍の速度での製品検査が可能になったと発表した。ロボットアームの先端に白色光光学センサーを搭載し、検査対象の部品の表面形状を取得。設計データと比較することで、欠陥や傷などを検出できる。検査対象物を載せる回転テーブルなどと組み合わせて使え、検査対象の大きさに制限はない。
半導体や電子部品、電子機器を扱う商社のリョーサンは、今年1月から協働ロボットの輸入販売を始めた。扱うのはドイツのFranka Emika(フランカ・エミカ)と、中国の新松機器人自動化(新松)の協働ロボットだ。両ブランドならではの特徴を生かした提案で、市場開拓を目指す。
無人搬送車(AGV)「CarriRo(キャリロ)」シリーズなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は8月18日~28日、ウェブ上と東京都江東区に新設したショールーム「キャリロイノベーションセンター」で、自社製品を一堂に紹介するイベント「ZMP World(ワールド)2020」を開く。