ドイツ・中国の協働ロボが日本に上陸!/リョーサン【後編】
7軸ならではの提案
6軸の製品よりも動きの自由度が高く、アームを回り込ませて裏側から溶接する、狭いところに潜り込んで内部を計測するなど、特殊な使い方ができる。
昨年末に開かれた「2019国際ロボット展(iREX2020)」では、狭い場所に潜り込ませるようにアーム全体をねじってボールを把持するデモを披露し、注目を集めた。
「作業対象物を扱いやすい姿勢で保持する補助器具(ジグ)や、作業しやすい角度に置き直す工程が不要になるなど、7軸あれば作業の自由度はより高まる。こうしたメリットを訴求していきたい」(萩山プロジェクトマネジャー)