ワークに合わせた吸着面を実現! 軽量真空グリッパーに新タイプ登場/シュマルツ
ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人(横浜市都筑区、小野雅史社長)は11月8日、軽量真空グリッパー「FQE」の新タイプ「FQE-V」を発売したと発表した。FQE-Vは対象物(ワーク)に合わせて吸着面を自由に設計可能な、オーダーメイドの真空グリッパーだ。
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ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人(横浜市都筑区、小野雅史社長)は11月8日、軽量真空グリッパー「FQE」の新タイプ「FQE-V」を発売したと発表した。FQE-Vは対象物(ワーク)に合わせて吸着面を自由に設計可能な、オーダーメイドの真空グリッパーだ。
ジェー.ピー.イー.(JPE、長野県上田市、五味剛志社長)は幅広い業界向けに自動機や省力機、ロボットシステムを提供するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。「停まらない・壊れない装置作り」を志向し、納入後のクレームゼロを目標に掲げる。クレームやトラブルを最小限に抑えるため、装置やシステムを構築する上ではリスク管理と納期管理を徹底的に追求するという。
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。今回からは「ロボット導入ステップ」を取り上げる。ロボット導入の前には「地ならし」が必要になる。これをせずにロボットを導入しても十分な効果は得られず、そのシステムは最終的に使われなくなってしまうことが多いという。
各種装置の受託開発や受託製造を得意とするJOHNAN(ジョウナン、京都府宇治市、山本光世社長兼最高経営責任者<CEO>)はオリジナル製品として、切削加工で生じる不要な突起(バリ)を除去するロボットシステム「BurrS Bird(バリスバード)」を設計、開発する。今年7月にバリスバードを小型化した「バリスバードmini(ミニ)」を発売した。「中小企業でバリ取りを自動化したいとの声を聞くが、設置スペースの大きさと導入費の高さがボトルネックだった。小型化することで導入を推し進めたい」とマシナリー・ソリューション事業本部西日本営業担当の末吉俊英さんは話す。
フランスに本社を置く電気機器メーカーのシュナイダーエレクトリックの日本法人(東京都港区、白幡晶彦社長)は 10月10日、衛生用品の計数機器などを開発するオリオン機械工業(相模原市緑区、中村允雄社長)と共同で、リニア搬送機などの実機体感イベントを開催した。
日本ロボット工業会(JARA、会長・橋本康彦川崎重工業社長兼最高経営責任者<CEO>)は10月24日、2024年第3四半期(7~9月期)の会員ベースの産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第35回は、ロボットのメンテナンス事業に強みを持つシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のTECHNO REACH(テクノリーチ、愛知県長久手市、加藤正己社長)で、ロボットメンテナンスの提案営業などを担当する家頭朋伽さんを紹介する。文系出身で入社1年目の家頭さんは、会社説明会でのロボット操作体験や同社社員の人柄に引かれ、ロボット業界に飛び込んだ。
不二越は12月、協働ロボットの新製品「MZS05」を発売する。同社は高速・軽量な産業用ロボット「MZシリーズ」を展開し、同シリーズをベースに開発した協働ロボット「CMZ05」を2023年3月に発売した。
北川鉄工所といえばFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)業界ではチャックや円テーブル、ロボットハンドが有名だ。今年6月に初めて創業家以外から経営トップに就任した岡野帝男社長は、同社のメインバンクである広島銀行出身で、培った人脈を生かして採用や人材育成に注力する。また、自らを「新しいもの好きで開発型の人間」と評し、開発本部長を兼任することをプレッシャーごと楽しむ。
アルトリスト(東京都調布市、橋田浩一社長)は、食品製造機器や包装、出荷機器を製造する他、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)としてロボットシステムを開発する。橋田社長は「食品工場内の装置をワンストップで設計、製造できるのは、これまで積み上げてきたノウハウがあるからこそ」と語る。