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[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.6]40歳で突然の異動、事業部門の管理職に【前編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第6回。三菱電機の研究所で研究員をしていた小平氏、いきなり管理職として事業部門に異動したのは40才の時だった。

産ロボ専用の手袋を発売/東和コーポレーション

作業用手袋メーカーの東和コーポレーション(福岡県久留米市、渡辺聡社長)は9月18日、ロボット専用のゴム手袋「ROBO Glove(ロボグローブ)」を発売する。手袋メーカーとして培った技術を生かし、表面に独自の滑り止め加工「マイクロフィニッシュ」を施した。これにより、水や油が付いた物も滑らずに持ち上げられる。合成ゴム層が手袋内部への水や油の侵入を防ぐため、水や油によるロボットやロボットハンドの故障も防げる。

可搬質量を高めサイクルタイムを短縮/ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は9月6日、小型の水平多関節(スカラ)ロボット「YK400XR」の後継機「YK400XE」を開発したと発表した。アームの剛性やコントローラーの性能を向上。最大可搬質量を従来比1.4倍の4kgに高め、標準サイクルタイムを10%短縮した。ボルトなどの位置を従来機とそろえているため、置き換えも容易。軌跡精度も向上しており、精密組み立てやシール剤を塗布するシーリング動作に適する。

仙台でロボットSIer向けイベントを開催/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は9月26日、仙台市青葉区のTKPガーデンシティ仙台で「SIer’s Day(エスアイアーズ・デイ)in 仙台 2019 autumn(オータム)」を開催する。ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が対象のイベント。

組織は人で成り立つ、商品に誇りを/ファナック山口賢治社長兼CEO

FA、ロボット、ロボマシンの3本柱と、モノのインターネット(IoT)基盤の「FIELD(フィールド)システム」で事業展開するファナック。今年4月に社長兼最高経営責任者(CEO)に就任した山口賢治氏は「組織は人で成り立っているとつくづく感じる」「商品に誇りを持てる社員でなければ、いいものは作れない」と言い、社内環境の整備に力を注ぐ。

[SIerを訪ねてvol.10] 3Dばら積みピッキングで注目集める新会社【後編】/トキワシステムテクノロジーズ

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」も、とうとう10回目を迎えた。今回は、名古屋市中区に本社を構えるトキワシステムテクノロジーズ(TST、今井嘉之社長)を取材した。独自の画像処理技術を駆使した3次元(D)ばら積みピッキングのシステムを得意とし、そのPRには主に展示会を利用する。2018年2月に設立したばかりの新会社だが、3Dばら積みピッキングのシステム構築の担い手として来場者から大きな注目を集めている。

[SIerを訪ねてvol.10]3Dばら積みピッキングで注目集める新会社【前編】/トキワシステムテクノロジーズ

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」も、とうとう10回目を迎えた。今回は、名古屋市中区に本社を構えるトキワシステムテクノロジーズ(TST、今井嘉之社長)を取材した。2018年2月に設立したばかりの新会社で、独自の画像処理技術を駆使した3次元(D)ばら積みピッキングのシステムを得意とする。19年7月には、6軸の垂直多関節ロボットを使った、ボルトや円柱形状の部品のピッキングシステムを新たに開発した。

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