
2021年2月期中間決算は減収減益、下半期の回復に期待/安川電機
安川電機は10月9日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2021年2月期の中間決算を発表した。会見には小笠原浩社長と村上周二専務執行役員が出席。同社初の試みとして東京支社内にもサテライト会場を設け、本社と回線をつなぎその模様を中継した。
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安川電機は10月9日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2021年2月期の中間決算を発表した。会見には小笠原浩社長と村上周二専務執行役員が出席。同社初の試みとして東京支社内にもサテライト会場を設け、本社と回線をつなぎその模様を中継した。
スイスに本社を置くABBは10月2日、Codian Robotics(コディアンロボティクス)を買収したと発表した。コディアンロボティクスはオランダに本社を構える、パラレルリンクロボットのメーカーだ。食品加工の分野でも使われる衛生面に配慮したロボットを開発しており、この買収でABBはパラレルリンクロボットの食品や医療分野への普及を加速させる。
東京都中小企業振興公社は第4回と第5回の「ロボット導入・活用セミナー」を、それぞれ10月16日と11月2日に開く。ウェブ会議システムを使ったウェブセミナーとして開催する。第4回は飲食業でのロボット導入をテーマに設定。さまざまな調理ロボットシステムを開発するコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長)の佐藤泰樹取締役が「中小飲食業におけるロボット導入の可能性」をテーマに講演する。
コンベヤーなどの搬送装置メーカーでロボットシステムの開発も手掛けるJRC(大阪市西区、浜口稔社長)は10月7日、ロボットに動作を覚えさせるティーチングが不要で簡単に導入できる「ロボットパレタイズシステム」を発表した。同日から大阪市住之江区のインテックス大阪で開催されている「第23回関西機械要素技術展」で実機を披露し、11月1日に販売を開始する。
SSI(浜松市中区、小笠原誠社長)は台湾の達明機器人(テックマンロボット)の正規代理店で、協働ロボット「TMシリーズ」を日本市場で販売する。TMシリーズの内部構造を熟知している強みを生かした、きめ細やかなサポートを顧客に提供する。販売パートナーの開拓と大口顧客の深耕の2つの方向から拡販に努める考えで、小笠原社長は「ゼロからスタートなので伸びしろしかない」と期待を寄せる。
ITシステムや設計支援(CAD)ソフトウエアの開発を手掛けるニュートラル(名古屋市中区、小屋晋吾社長)は、ロボット操作の教育ソフト「ロボットオペレーションラーニング」を11月に発売すると発表した。
ロボットのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のHCI(大阪府泉大津市、奥山剛旭社長)は10月から、地元の中小企業向けにロボット導入を支援するコンサルティングサービスを開始した。
ファナックの創業者で名誉会長だった稲葉清右衛門(いなば・せいうえもん)氏が10月2日、老衰のため死去した。95歳。通夜や葬儀は近親者のみで執り行った。後日、会社主催の「お別れの会」を執り行う予定だが、詳細は未定。
大手工作機械メーカーのヤマザキマザック(愛知県大口町、山崎高嗣社長)は10月1日、立形マシニングセンタ(MC)や5軸加工機と呼ばれる工作機械向けの自動化システム「MAシリーズ」を発売した。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は9月28日、複雑な表面形状にも対応する新型の真空ハンド「SCG-HSS」を発売したと発表した。