第10回ロボット大賞発表、オムロンなどが受賞
10月12日、「第10回ロボット大賞」が発表された。同賞は日本のロボット技術の発展やロボットの普及拡大につながる優れたロボットや部品、取り組みなどを表彰する制度で、経済産業省などの各省と日本機械工業連合会が共同で主催する。
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10月12日、「第10回ロボット大賞」が発表された。同賞は日本のロボット技術の発展やロボットの普及拡大につながる優れたロボットや部品、取り組みなどを表彰する制度で、経済産業省などの各省と日本機械工業連合会が共同で主催する。
コネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は10月7日、厨房設備メーカーのホシザキと資本業務提携に合意したと発表した。ホシザキがベンチャー企業に出資するのは今回が初めて。
ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第9回は、スイスに本社を置く産業用ロボットメーカーのストーブリ(日本法人=大阪市淀川区、エティエン・レポール社長)の「東梅田ショールーム」を訪れた。大阪市内有数のオフィス街である東梅田で、高級車のディーラーを思わせるガラス張りの建物から産業用ロボットをアピールする。ロボット事業とコネクタ事業がコラボレーションした展示が目玉だ。
安川電機は10月7日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2023年2月期の第2四半期決算を発表した。会見は本社内の研究開発拠点「安川テクノロジーセンタ」で行われ、小笠原浩会長兼社長と村上周二専務執行役員が出席。東京本社ではテレビ会議方式で発表した。第2四半期の売上にあたる売上収益は前年同期比9.8%増の2635億2800万円、営業利益は同16.4%増の312億6000万円となり、増収増益だった。上期としてはともに過去最高を更新した。
日・米・欧・中の世界4極のマテリアルハンドリング(マテハン)機器の団体で構成されるワールド・マテリアル・ハンドリング・アライアンス(WMHA)は9月、第8回「WMHA会議」を開催した。各極がマクロ経済の見通しやマテハン機器市場の動向を発表し、情報を共有した。会議の最後には「共同声明」を発表し、新型コロナウイルス禍や半導体不足などの課題がある中で、WMHAとしてのつながりを今後さらに深めることなどを確認した。
ドイツの高機能樹脂部品メーカーのイグスは10月6日、ロボットの制御システムやソフトウエアなどを開発するドイツのCommonplace Robotics(コモンプレイス・ロボティクス)の株式の過半数を取得したと発表した。
パナソニック アドバンストテクノロジー(大阪府門真市、水野勇介社長)は10月3日、自律移動ロボット向けのソフトウエア「@mobi(アットモビ)」を発売した。二輪差動型や無限軌道型などさまざまなタイプの移動機構に対応。
高千穂交易は9月30日、米国GreyOrange(グレイオレンジ)と代理店契約を締結したと発表した。グレイオレンジのパレット搬送用ロボット「Ranger Intralogistics(レンジャーイントラロジスティクス)と、人工知能搭載の管理ソフトウエア「GreyMatter(グレイマター)」による物流ソリューションのサブスクリプションサービスを提供する。
住友商事は9月30日、米国のユニコーン企業(評価額が10億ドル以上の非上場ベンチャー企業)であるDexterity(デクステリティー)と国内総代理店契約を締結したと発表した
連載企画「進化する物流」のvol.8では、ソフトバンクロボティクス(東京都港区、冨澤文秀社長兼最高経営責任者<CEO>)を取り上げる。同社は今年9月、千葉県市川市に物流ロボットのデモ施設を開設し、物流自動化事業に本格的に乗り出した。「物流自動化を検討する際には必ず声がかかる、そういった存在を目指す」とロジスティクス事業本部長を務める坂田大常務執行役員兼最高製品責任者 <CPO>は語る。