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[国際ロボット展 特別リポートvol.2]新型協働ロボをフルラインアップ/ファナック

「2022国際ロボット展(iREX2022)特別リポート」のvol.2以降は、各社の展示を中心に紹介する。今回展では安全柵が不要な協働ロボットが改めて注目を浴びた。各社ラインアップを拡充し、可搬質量の小さい機種から大きい機種までをフルラインアップしてさまざまな活用法を提案した。特に東4ホールに最大級の小間を構えたファナックの協働ロボットの新機種は、大きな注目を集めた。

新型協働ロボット世界初披露! 強みはスピードと簡単さ/デンソーウェーブ

デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)は、3月3日から開催している自社展示会で新型の協働ロボット「COBOTTA PRO(コボッタプロ)」を世界初披露した。コボッタプロの強みは動作の速さと操作の簡単さにあり、部品の搬送作業や複雑で精密な組立作業などの自動化に力を発揮する。自社展示会の開催に先立って3月1日には記者会見を開き、コボッタプロの特徴やデモを報道陣に公開した。

[国際ロボット展 特別リポートvol.1]iREXが過去最大規模で開幕

3月9日、「2022国際ロボット展(iREX2022)」が都内の東京ビッグサイトで開幕した。今回で24回目となる同展は、615社・団体、3227小間で過去最大規模での開催となった。
「国際ロボット展は前回は新型コロナウイルス禍の直前で、今回展もリアルで開催できた。非常に幸運な展示会」と同展の山口賢治運営委員長(ファナック社長兼最高経営責任者)は話す。好天にも恵まれ、会場内は初日から多くの来場者でにぎわった。

愛知県でロボットPCR検査を開始/川崎重工業

川崎重工業は3月4日、愛知県の市営地下鉄黒川駅構内に検体採取ブースを開設し、PCR検査サービスを開始した。 今回の検査サービスは、政府が進める「PCR等検査無料化事業」として愛知県より認可を得て実施するもので、同社が同事業でPCR検査サービスを展開するのは東京都、兵庫県に続く3例目。同社の自動PCR検査ロボットシステムを活用し、受け付けから検体採取、検査、結果通知までの一貫した検査サービスを無料で提供する。

自動制御+遠隔操作のハイブリッドで冷蔵環境での作業を代替/Telexistence、ニチレイロジグループ本社

遠隔操作技術に強みを持つロボットベンチャー企業のTelexistence (テレイグジスタンス、東京都中央区、富岡仁最高経営責任者<CEO>)は3月4日、ニチレイロジグループ本社(東京都中央区、梅澤一彦社長)と共同で、新開発の物流向けロボットシステムの実証実験を実施した。箱を上からではなく横から吸着することで、保冷カバー付きのカゴ台車でも高い積載効率を実現する。

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