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2022.06.29

ばら積みピッキングでの高速ローディングの事例を公開/Mujin

 Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は6月22日、自動車や医療機器などの部品メーカーの豊国工業(愛知県豊橋市、山内有恒社長)に納入した3次元(D)ピッキングロボット「PickWorker(ピックワーカー)パッケージ」の活用事例を公開した。

豊国工業に導入されたシステムの解説動画

 1台のピックワーカーパッケージと自動搬送装置を組み合わせることで、5台の加工機への部品の供給を自動化した。滞りなく部品を供給するために、ばら積みされた部品を1個あたり平均5秒台で高速ピッキングする。ばら積みピッキングの工程を1台に集約すれば、加工機1台ごとにロボットを配置する必要がなくなり、コストの削減や省スペース化が図れる。

 今回採用されたピックワーカーパッケージは、6月30日~7月2日に愛知県で開催される展示会「ロボットテクノロジージャパン」でも展示予定だ。

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