5G環境で協働ロボットの稼働を可視化/iRooBO Network Forum
中小企業の製造現場の自動化に
協働ロボットの事例も
また、ユニバーサルロボット(UR)の協働ロボットに不定形物の輪郭を検出する人工知能(AI)を組み合わせたピッキングシステムの稼働状況をモニタリングするシステムも紹介した。
坂本会長は「ロボットはシステム全体のために常にさまざまなデータを出力しており、モニタリング自体は難しくない。ただ、現実には製造現場に通信インフラを敷いていない中小企業がまだまだ多いため、そうした現場でDXを実現するにはワイヤレスでつなぐシステムが必要。ウェブカメラなども使いながらリモートで多数のロボットをモニタリングするにはリッチな通信環境が不可欠なため、将来性を考えれば5Gが最適だ」と語る。
(ロボットダイジェスト編集部 松川裕希)