生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

オートメーションストラテジー本部を新設/Mujin

Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は3月28日、オートメーションストラテジー本部を新設したと発表した。 同部門は製造現場や物流現場の自動化・DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術による変革)に向けたコンサルティングサービスを提供し、現状調査、分析、自動化要件定義支援などを行う。

「ウェット加工」ができるロボット切削システムを開発/豊電子工業

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)はこのほどロボット切削システムを開発した。高い防水、防じん性能のファナックの産業用ロボットを使い、切削工具の内部からクーラント(冷却・潤滑油)を供給する「ウェット加工」を実現した。電気自動車(EV)の大型部品や航空機の胴体部品など約1000mm四方の被削材(ワーク)をターゲットに据える。

[注目製品PickUp! vol.76]「静電容量式」の力覚センサーを協働ロボ用に/ワコーテック「WKF-Cシリーズ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第76回は力覚センサーメーカーのワコーテック(富山県高岡市、岡田和広社長)が開発した協働ロボット用の6軸力覚センサー「WKF-Cシリーズ」を取り上げる。同社の力覚センサーはWKF-Cシリーズも含めて全製品共通で静電容量式を採用しており、耐久性が高い上に低コストで製造できるのが特徴だ。岡田社長は「静電容量の技術は特許で押さえており、競合他社が作りにくい」と話す。

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