直交ロボットメーカーのスター精機(愛知県大口町、塩谷陽一社長)は3月3日、グループ企業でシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市、同社長)が開発した「段ボール箱自動組立ロボットシステム」の販売を開始したと発表した。
スター精機にとり垂直多関節ロボットを使ったシステムの販売は今回が初で、同システムは段ボール箱の組み立てからテープ貼り、搬送までの一連の工程を自動化する。同社はこれまで取り出しロボットをはじめとする直交ロボットを販売してきたが、垂直多関節ロボットシステムも新たに取り扱うことで、製造現場の省力化の課題により柔軟に対応する構えだ。