生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

[新連載ショールーム探訪vol.1]実際の倉庫環境で検証可能/プラスオートメーション「cube」

近年、ロボットや自動化機器を扱う企業がショールームを開設するケースが増えている。しかし新型コロナウイルス禍の影響で、遠方からの訪問や大人数での視察などがしにくい状況が続く。そこで、ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問するのが、新連載「ショールーム探訪」だ。第1回では、プラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)のR&D/デモスペース「cube(キューブ)」を取り上げる。

ラピュタAMRとクラウドサービスを連携/Rapyuta Robotics

スイス・チューリッヒ工科大学発のロボットベンチャー企業Rapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、東京都中央区、ガジャン・モーハナラージャ最高経営責任者)は4月23日、
同社の提供する自律走行型搬送ロボット(AMR)「ラピュタAMR」とクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO(ゼロ)」との標準連携を発表した。ロジザードゼロはクラウド型管理システムを提供するロジザート(東京都中央区、金澤茂則社長)が提供するシステム。

[特集 物流機器は新世代へvol.4]群雄割拠のAGV・搬送ロボット【後編】

いま、物流現場を大きく変えつつあるのが無人搬送車(AGV)だ。自律走行型搬送ロボット(AMR)とも呼ばれ、多くの企業が新製品を相次いで市場に投入する。新世代の機器として徐々に普及が進む。国内外問わず、ベンチャー企業の参入も盛んだ。後編では、AGV向けの要素技術や、導入を後押し新たなビジネスモデルを取り上げる。

[特集 物流機器は新世代へvol.3]群雄割拠のAGV・搬送ロボット【前編】

いま、物流現場を大きく変えつつあるのが無人搬送車(AGV)だ。これまではあらかじめ床面に敷設した磁気テープの上を走行するタイプが一般的だったが、レーザースキャナーやカメラで周囲をセンシングして自らのいる位置を割り出し、目的地に向かって自律的に走行できるSLAM(スラム)誘導方式の製品を各社が相次いで市場投入している。ベンチャー企業の参入も盛んで、従来の誘導方式ともSLAMとも異なる、新たな誘導方式も複数登場している。

特集 物流機器は新世代へ vol.1~7

“物流の自動化・省人化”、この普遍的なテーマに、かつてないほどの注目が集まっている。少子高齢化を背景とする人手不足は今後も続き、新型コロナウイルス禍で人海戦術に頼った物流はさらに難しくなった。インターネット通販の拡大などにより物流センターの処理個数は増加し、製造業でも工場内物流のさらなる自動化が求められる。メーカー側も従来とは一線を画す新世代の物流機器を数多く市場に投入する。

[注目製品PickUp!vol.31]機械要素部品メーカーが誘導システムを開発したワケ【前編】/THK「SIGNAS」

機械要素部品メーカーのTHKが無人搬送車(AGV)向けの新たな誘導システム「SIGNAS」を開発した。目指したのは、簡単に経路を指示でき低価格で導入できる磁気テープ式のAGVと、任意で経路を変更できて稼働の自由度が高い自律移動型搬送ロボットの「良いところ取り」だ。星野京延常務執行役員は、「生産現場でAGVを使う際の悩みを解決する製品」と話す。

アフターコロナ見据え、協働ロボや新型AGVの提案加速/IDECファクトリーソリューションズ

IDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は、安全柵なしで人と一緒に働ける協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。新型コロナウイルス禍が収束した「アフターコロナ」時代を見据え、協働ロボットや自律走行型の無人搬送車(AGV)提案を加速させる。対面営業がしにくい現状を踏まえ、ウェブセミナーを通じた情報発信に力を入れる。

複数メーカーの自律移動ロボの連携が容易に/NEDO、東芝

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東芝は3月30日、自律型移動ロボットと運行管理システムを接続するためのインターフェース「AMR-IF(オートノマス・モバイル・ロボット・インターフェース)」を発表した。複数メーカーの自律移動ロボットを運行管理するためのシステムが、これまでより開発しやすくなるという

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