タクボエンジニアリング(東京都品川区、佐々木栄治社長)は塗料容器とスプレーガンが一体となった「ホースレスガン(仮称)」を開発。12月5日~7日に千葉県の幕張メッセで開催された「高機能塗料展」で披露した。
独自の塗装ロボット「スワン」に搭載できる。通常はタンクに塗料を入れ、タンクとスプレーガンをホースでつなぐ。塗料容器とスプレーガンが一体化したホースレスガンなら、タンクもホースも不要だ。色を変えるたびに必要だったホースの洗浄作業も要らず、塗料の無駄も少ない。
専用容器は使い捨てが前提だが、同じ色なら充填して再利用もできる。塗料を充てんした容器は一斗缶に収納でき、輸送もしやすい。