川崎重工、共創拠点「KAWARUBA」開設
川崎重工業は11月6日、東京都大田区のHANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)に共創拠点「CO-CREATION PARK―KAWARUBA(コークリエーション・パーク・カワルバ)」を開設した。
同日にはオープニングセレモニーも開催し、橋本康彦社長が「社会課題の解決、特に(サービスロボットを含む)ソーシャルロボットによる労働力不足の解消や、水素活用によるカーボンニュートラル(炭素中立)の実現に向け、さまざまな人が集まり、新たな価値を創造して社会実装するための場を作った」とあいさつした。
セレモニーでは、地元である大田区や川崎市の首長をはじめ、経済産業省製造産業局の伊吹英明局長らが祝辞を述べた。施設の内覧もあり、参加者は人型ロボットや水素活用技術、またそれらが描くビジョンなどに触れた。
カワルバは羽田空港や川崎市に近く、ラボに加えて、ワークショップやイベント、会議のためのスペースなども備えた都会的な空間だ。
(ロボットダイジェスト編集部 芳賀 崇)