日系自動車メーカーの装備検査に協働ロボ採用/テックマンロボット
天井に設置した4台のロボットが自動車を取り囲み、先端のビジョンセンサーで各装備の外観検査などをする。アームを差し込めば車内も確認できるため、ワイパー、クラクション、シート、シートベルト、ハンドル、メーターパネル、センターコンソール、フォグパネルなど社内外のさまざまな装備を確認できる。
ロボットのビジョンセンサーには短焦点、中焦点、長焦点の3種類のレンズを搭載し、その他に36台のカメラを使ってシステムを構築した。検査と同時に、全項目をデータとして記録できる。
また、動作プログラムの変更が容易なため、モデルチェンジの際に専門業者に委託しなくても、自動車メーカーの社員で対応できる。これにより変更までの時間を短縮し、コストも削減できる。