2021.11.30 洗浄や塗膜剝離などの作業負荷を大幅軽減/スギノマシン Tweet 産業機械メーカーのスギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は11月29日、「ウォータージェット作業専用クローラ式小型ロボット」を2022年4月に発売すると発表した。 同商品は、ウォータージェットによる洗浄、塗膜の剝離作業などを省力化するロボットで、多関節アームを搭載する。幅が500mmと小回りが利くコンパクトな設計で、作業足場分の幅を通行できる。 半自動運転のイメージ 半自動運転機能を搭載しており、始点と終点を設定しておけば、オペレーターが操作盤のボタンを押している間のみ、ノズルが左右に動いて自動で施工する。 従来のウォータージェット作業は、全身に防護服を着用した人が、超高圧水の噴射反力に長時間耐えながら作業する必要があり、作業者の大きな負担となっていた。この負担を大幅に軽減できる。 販売目標は初年度10台で、価格は税別2000万円から。