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安さと使いやすさで自動化を後押し/安藤

機械工具商社の安藤は今年1月、中国・蘇州のロボットメーカーFair Innovation (suzhou) Robot System(フェア・イノベーション・ロボット・システム)の協働ロボット「FAIRINO(ファイリノ)」の国内販売を開始した。同製品の最大の特徴は価格の安さ。最も安いモデルの本体価格は60万円強と、これまでコスト面で自動化に踏み切れなかった中小企業でも導入しやすい価格だ。安藤は実機を持ち込んでの訪問営業や展示会への出展を通じ、同製品の認知度向上を目指す。

製パンや製菓業界にAMRを使った自動化提案/モバックショウ2025

大阪市住之江区のインテックス大阪で2月18日から21日の4日間、「第29回国際製パン製菓関連産業展(モバックショウ2025)」が開催された。出展社は製パンや製菓産業に関する機械や器具、資材などを展示。人手不足が喫緊の課題である食品の製造現場に、産業用ロボットや自律走行型搬送ロボット(AMR)を使った自動化や省人化提案をする企業に来場者は熱い視線を送った。

[注目製品PickUp! vol.79]静電チャック技術を応用し、多様な立体形状もつかめるように/クリエイティブテクノロジー「ソフトグリッパー」

半導体のウエハー搬送などで主に使われる静電チャックをコア技術とするクリエイティブテクノロジー(川崎市高津区、辰己良昭社長)は、その技術をロボットハンドにも応用し「ソフトグリッパー」を開発した。静電チャックは通常、平面形状のワークを吸着して持ち上げるが、ソフトグリッパーは球体や円柱など多様な形状のワークを1台でつかめるため、多品種の生産現場の自動化に役立つ。

食品包装のラベルを判読するAIを発売/山善

山善は2月13日、人工知能(AI)を搭載した画像検査装置「EYEbeGENESIS TEXT(アイビージェネシス・テキスト)」と「EYEbeGENESIS premium(アイビージェネシス・プレミアム)」を発売した。アイビージェネシスは、従来よりも少ないデータで効率的に学習できる最新のAIを搭載する。装置メーカーでAI開発も手掛ける三友工業(愛知県小牧市、花木諭一社長)がパートナーとして製品化。山善グループが販売を担い、2025年度に3億円の売り上げを目指す。

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