サーボモーター駆動の機内搬送装置を発売/中村留精密工業
工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村匠吾社長)は9月14日、複合加工機の機内で加工品の供給や取り出しを自動化する「コンパクトローダーservo(サーボ)」を発売した。
同社の複合加工機「MX-100」に搭載できる。高さがMX-100の標準機と変わらないため、天井の高さに制限のある現場でも導入しやすい。
同製品は全ての軸をサーボモーター駆動にすることで、繰り返し位置決め精度を高めた。加工する部品に合わせて動作を細かく制御できるようになり、段取りの作業性が向上した。定価427万円(税別)で販売する。
関連記事:箱詰め作業の負担を削る/中村留精密工業
関連記事:部品の搬送や整列を自動化するパレタイジングストッカーを発売/中村留精密工業