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2024.06.22

プリンターヘッドの新工場棟を建設、自動運搬ロボットなど導入/東北エプソン

 セイコーエプソンのグループ会社である東北エプソン(山形県酒田市、斎藤学社長)は本社敷地内に、インクジェットプリンター用ヘッドの新工場棟を建設する。
 6月15日に着工し、2025年9月末のしゅん工を目指す。投資額は約51億円。鉄骨造2階建てで延べ床面積は1万1191㎡。約70人の新規雇用を予定する。新工場棟により、プリンターヘッドの生産能力を現在の4倍程度まで増やせる見込みだ。

 東北エプソンでは、セイコーエプソンの産業用ロボットなどを駆使して完全自動組み立てラインを構築するなど、自動化に力を入れてきた。新棟でも、自動運搬ロボットなどを導入し、省人化や作業者の負荷低減を図る。

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