スカラロボットの上位モデルを一新、安全機能など強化/エプソン販売
セイコーエプソン製品の国内販売を担うエプソン販売(東京都新宿区、鈴村文徳社長)は7月3日、スカラロボットの高速・高精度モデル「GXシリーズ」をリニューアルして受注を開始した。
最大可搬質量やアーム長などが異なる「GX4」「GX8」「GX10」「GX20」の全モデルが超小型ジャイロセンサーによる制動技術「GYROPLUS Technology(ジャイロプラステクノロジー)」に対応。高速動作時にも振動を抑えて指定した位置に正確に停止できる。
新開発のロボットコントローラー「RC-700E」は安全規格「ISO10218-1」に対応した安全機能を搭載。有償オプションの「安全速度監視機能」や「安全位置監視機能」と併用すれば、人が制限エリアに侵入した際には動作速度を下げるなど、人との協働作業にも活用できる。
安全規格への適合は第三者認証機関TUV SUD(テュフズード)の認証も取得している。