食品機械展でロボットに熱視線【その3】/FOOMA JAPAN2024
協働ロボが盛り付け、焼き印、トッピング
ニップングループのニップンエンジニアリング(東京都渋谷区、田中康紀社長)は、食材トッピングシステムや協働ロボットを使ったパレタイジング(積み付け)システムなどを出展。トッピングロボット「ニトロン」は特に注目を集め、熱心な見学者が後を絶たなかった。双腕型の協働ロボットは、1台で最大2人分の働きをする。製造能力は1時間当たり2000食だ。
NASCO(千葉県松戸市、中村剛太郎社長)は、ファナックの協働ロボットやSMCのグリッパーを使い、食品のピッキングやハンドリングを実演した。また、協働型ではないがステンレス製パラレルリンクロボットで、高速ピッキングも披露した。