創立50周年記念式典を開催/日本ロボット工業会
ロボット技術は「課題解決型技術」
日本ロボット工業会は10月13日、創立50周年記念事業の一環として「記念式典・祝賀会」を開いた。
まず最初に、同工業会の山口会長が登壇。「当工業会ではロボット技術を『課題解決型技術』と位置づけており、ロボット技術はこれまでのものづくりのみならず、社会のさまざまな分野のニーズに応えるものとして、活躍の場は一層広がるものと思われる。それらの新たなニーズに応え、革新技術に基づく製品やシステムをいち早く世のなかに送り出すことはロボット産業の発展になるとともに、国内外が直面する諸課題やさらにはSDGs(持続可能な開発目標)への貢献につながるものと期待している」と述べ、「当会は多様化する社会ニーズや、わが国および地球規模のさまざまな社会的課題に対し、業界一丸となって対応していく」と宣言した。
来賓代表としてあいさつしたのは経済産業省の山下隆一製造産業局長。「経産省としてはわが国がロボット大国として発展していくための施策を進めていく。ロボット産業の発展に向けて官民一体で取り組んでまいりたい」と祝辞を述べた。