ロジウィルの物流センターに自動倉庫の新機種が採用/ROMS
小型の自動倉庫などを製造販売するROMS(東京都品川区、前野洋介社長)は9月9日、物流サービス企業のロジウィルグローバルサプライ(川崎市川崎区、山口聖治社長、以下ロジウィル)の物流センターに自動倉庫「Nano-Stream(ナノ・ストリーム)」が採用されたと発表した。
ナノストリームは無人搬送車(AGV)が搬送などを担う新開発の自動倉庫。コンベアーレスで棚や着脱式クレーン、AGVの増設がしやすく、拡張性が高いことが特徴のシステムだ。
ロジウィルの山口社長は「ナノストリームは必要最低限の規模で導入可能で、事業成長に合わせて段階的に拡張できる柔軟性を備え、比較的早期での投資回収が可能。これまで抱えてきた自動化設備導入の懸念点を解決するものだった」と導入の理由を語る。