
オフィスエフエイ・コムからSIer事業を譲り受け/岡谷鋼機
岡谷鋼機は10月12日、民事再生手続き中のオフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)の一部事業を譲り受ける契約を同社と締結したと発表した。岡谷鋼機が100%出資して子会社を設立し、オフィスエフエイ・コムから譲り受けたロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業を運営する。
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岡谷鋼機は10月12日、民事再生手続き中のオフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)の一部事業を譲り受ける契約を同社と締結したと発表した。岡谷鋼機が100%出資して子会社を設立し、オフィスエフエイ・コムから譲り受けたロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業を運営する。
IDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は10月27日、ウェブセミナー(ウェビナー)「メーカー担当者が語る!エレクトロニクス業界で、AMRが必要とされる理由」を開催する。
工作機械や輸送機器部品メーカーのエンシュウは主要顧客である自動車産業の変革期を見据え、自動車以外の新規市場の開拓に本腰を入れている。その一環で、ロボットシステムの構築やデジタルソリューションの開発を担う新会社のエンシュウコネクティッド(浜松市南区、原淳記社長)を今年4月に設立。製造現場を熟知した従業員をそろえ、2025年度までに10億円の売上高を目指す方針だ。
ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。27回目の今回は、自動車産業向けの専用設備やロボットシステムを設計、製作するリョーエイ(愛知県豊田市、杉山正昭代表取締役)を取材した。システムの設計や製造だけではなく、画像処理やモノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)などの多彩な技術を持ち、顧客のさまざまな自動化ニーズにワンストップで対応できるのが強みだ。ダイカスト金型に離型剤を塗布するロボットシステムも独自開発しており、累計で300台以上の納入実績を誇る。
ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。26回目は、岐阜県養老町に本社を構えるエヌテック(小林裕幸社長)を訪問した。ペットボトルなど各種容器の搬送システムや検査装置の製造で培った技術を生かし、今後は食品や医薬品、一般産業機械といった新規市場の自動化ニーズを取り込みたい考えだ。その一環で、紙袋の形状を認識して積み下ろすデパレタイジングシステムや、カッターで段ボール箱を開梱するロボットシステムなどを開発し、食品業界などに攻勢をかける。
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は8月、ティーチングレス協働ロボットシステムの試作開発を開始したと発表した。ビジョンセンサーからの情報をフィードバックすることで、細かく教示作業(ティーチング)をしなくてもロボットを使えるようにする。
ユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は8月23日、エヌテック(徳島県鳴門市、京谷忠幸社長)とPLANSEED(プランシード、岐阜県岐南町、細野晃社長)を「認定SIer」として公認したと発表した。
物流ロボットを製造する中国メーカーの日本法人、ギークプラス(東京都渋谷区)が経営方針の転換を進めている。今年4月に就任した加藤大和社長の下、世界でトップクラスのシェアを持つ無人搬送車(AGV)「EVE(イブ)」などのハードウエアの提供にとどまらず、倉庫の管理システムなどソリューション事業にも注力し始めた。加藤社長は「物流自動化は次の局面を迎えている。旧態依然の販売方法のままでは、業界全体が廃れる可能性がある」と警鐘を鳴らす。
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のオフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は7月29日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、民事再生手続きに入った。負債額は約60億円とみられる。今後も事業を継続しながら支援者を募り、経営再建を目指す。
全国のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する本連載。今回取材したJRC(大阪市西区、浜口稔社長)は、システムインテグレーション(SI)事業のブランド「ALFIS(アルフィス)」を2018年に立ち上げ、SI事業に力を入れる。自社工場で培った自動化のノウハウから、「使いやすく、導入しやすい、高品質なロボットシステム」をテーマに自動化ソリューションを開発・提供する。誰でも使いやすいユーザーインターフェースと、費用を抑えた導入しやすいパッケージシステムで自動化の裾野を広げる。