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研究開発

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[SIerを訪ねてvol.41]ロボット活用の近道を作る/iCOM技研

今回紹介するiCOM技研(アイコム技研、兵庫県小野市、山口知彦社長)は、ユニバーサルロボット(UR)の協働ロボットを使った自動化システムの構築に強みを持つ。これまでの自動化のノウハウを基に、自動化システムのパッケージ化にも取り組む。2022年からは人工知能(AI)とビジョンセンサーを使ったティーチング(教示)レスシステムの研究開発を始めた。来年には研究開発施設として、「AI Robotics Labs(AIロボティクスラボス)」をオープンし、ティーチングレスシステムの研究に加えて、人材育成用教材パッケージの試作にも力を入れる。

[気鋭のロボット研究者vol.31]1枚の画像だけで認識【後編】/岐阜大学 佐藤惇哉 助教

「進化計算」と呼ばれる手法と画像処理をミックスさせた研究に取り組む岐阜大学の佐藤惇哉助教。「気鋭のロボット研究者」の後編では、進化計算を生かしたボルトのばら積みピッキングの研究事例を取り上げる。人工知能(AI)と違って大量の学習データを用意する必要がなく、たった1枚のテンプレート画像だけでボルトの把持位置を認識できるという――。

[気鋭のロボット研究者vol.31]「進化計算」を画像処理に【前編】/岐阜大学 佐藤惇哉 助教

製造業や物流業、農業、医療などさまざまな産業で注目を集める画像処理技術。岐阜大学の佐藤惇哉助教は画像処理技術を専門とし、産業界での実用化を見据えた研究に力を注ぐ。「進化計算」を呼ばれる手法を画像処理に適用することで、画像処理に欠かせないパラメーター調整の作業を自動化できるという。

仙台で学術大会を開催、誰でも参加できる公開プログラムも多数/日本ロボット学会

日本ロボット学会は9月11日~14日の4日間、仙台市内の仙台国際センターで「第41回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2023)」を開いた。初日はA~Fの6会場に分かれて「オープンフォーラム」を開催。2日目以降はA~Lの12会場に分かれて「オーラルセッション」などを行った。日頃の研究成果の発表に加え、「サステナブルな社会の構築・発展に貢献するロボット技術」をスローガンにさまざまなプログラムを実施した。

[注目製品PickUp! vol.58]世界初の空気圧式協働ロボット/フエスト「Festo Cobot」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、ドイツに本社を置くフエストの空気圧式協働ロボット「Festo Cobot(フエストコボット)」を取り上げる。空気圧式の協働ロボットは世界初という。日本法人(横浜市都筑区)のグレゴリシュ・ボクダノヴィッツ社長は「安全で安価、軽くて使いやすい」とフエストコボットの利点を話す。

アイデアの共創に向けラボ新設/ベッコフオートメーション

ドイツの制御機器メーカーの日本法人、ベッコフオートメーション(横浜市中区、川野俊充社長)は8月22日、東京都大田区に「ベッコフ共創ラボ」を開設した。ユーザーに技術サポートを提供する拠点としてだけでなく、ショールームや共同研究の場としての機能も持つ。技術者の集積地である大田区にラボを設けたことで、新しいアイデアの共創を加速させる狙いだ。

[気鋭のロボット研究者vol.30]「影」に着目のワケ/産総研 栗田恒雄 研究グループ長【後編】

産業技術総合研究所(産総研)の栗田恒雄研究グループ長は、産業用ロボットなどの位置姿勢を高精度に検出する技術を開発した。四角形の凹形状を「3DSマーカー」とし、ウェブカメラなどで内部の光と影の境界線を読み取り、その結果からカメラとマーカーの相対位置を検出する。栗田研究グループ長が安定した検出対象として、光と影に目を付けた理由とは。

[気鋭のロボット研究者vol.30]位置検出に「光と影」を【前編】/産総研 栗田恒雄 研究グループ長

産業技術総合研究所(産総研)の栗田恒雄グループ長は、産業用ロボットなどの位置姿勢を高精度に検出する技術を開発した。10mm四方で深さ8mmの四角形の凹形状を「3DSマーカー」とし、4つの光源とウェブカメラを組み合わせた検出装置で内部の影を読み取る。その結果からカメラとマーカーの相対位置を検出する。工作機械やロボットなど、座標制御の生産財に幅広く応用できる。

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