生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

製品

RECENT POSTS

[注目製品PickUp! vol.43]ワークも爪もこれ1台、導入しやすいパッケージ/松本機械工業「Smart Terrace」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」も43回目を迎えた。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市、松本要社長)が開発したパッケージシステム「Smart Terrace(スマートテラス)」を取り上げる。工作機械への加工対象物(ワーク)の供給やチャックの爪交換の作業を自動化でき、中小企業でも導入しやすいのが特徴だ。変種変量生産や多品種少量生産の自動化に力を発揮する。

[特集 ロボットテクノロジージャパンvol.4]地元の雄とベンチャーは、何を見せる?/デンソーウェーブ、Mujin

地元・愛知を代表するロボットメーカー、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長、B-44)はRTJ2022に40小間で出展する。同社はロボットの単体売りから、総合的な自動化ソリューションの提案を強化する方向に軸足を移しつつあり、展示会場でもその姿勢を来場者に力強くアピールする。また、「知能ロボットコントローラ」などを手掛けるベンチャー企業のMujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>、B-38)は、4年ぶりに中部地方の展示会に出展する。出展責任者の松本圭太さんは「この4年間で、ハードウエアもソフトウエアも技術も価格も、大幅に変わった。会場でわが社や製品群に対するイメージを更新してほしい」と意気込む。

ロボは食品の運搬にとどまらず/FOOMA JAPAN 2022

食品機械の専門展「FOOMA JAPAN(フーマジャパン、国際食品工業展)2022」が6月7日に開幕した。10日までの4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれている。食品業界では人手不足などの問題で、産業用ロボットの普及が急速に進む。従来は、食品を加工する専用機への材料投入や工程間を運ぶなどの用途が多かった。しかし、今回展では、単に運搬を担うだけではないロボットが次々に登場した。

[注目製品PickUp! Vol.42]小型・薄型はマブチのお家芸/マブチモーター「移動体(AGV・AMRなど)用モーター 」

マブチモーターが無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)に適した移動体用モーターの提案に注力し始めた。既に発売済みの「IS-94BZC」に加え、新たにより小型軽量で軽可搬向けの「IS-74BZA」と、高出力で高可搬向けの「IS-B5BZA」を開発し、それぞれ今年の夏と冬に発売する。「競合製品よりも小型、軽量で、コストパフォーマンスにも優れる。防水構造で屋外でも使え、AGVやAMR用モーターの決定版を目指した」とライフ・インダストリー事業部の宮島祐介副事業部長は自信を見せる。

3年ぶりの自社展で多数の新提案/ファナック

ファナックは5月17日~19日の3日間、山梨県忍野村の本社で「第31回ファナック新商品発表展示会」を開催した。3月の国際ロボット展(iREX)で発表した製品に加え、今回が初披露となる新製品や新技術も目立った。工作機械関連の製品も手掛ける同社ならではの、ロボットと工作機械を組み合わせた提案もあった。

3年ぶり開催! 自動化ソリューションに熱視線/MEX金沢2022

「MEX金沢2022(第58回機械工業見本市金沢)」が5月19日~21日の3日間、金沢市の展示会場「石川県産業展示館」で開催された。159社・団体が669小間の規模で出展し、会期3日間で延べ3万2000人超が来場した。北陸地方は有効求人倍率が全国でもトップクラスで、人手不足に頭を抱える企業が多い。3年ぶりに開催された今回展でも、人手不足を解決する自動化ソリューションの展示に大きな注目が集まり、来場者から熱い視線が注がれた。

TOP