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[気鋭のロボット研究者vol.21]初見の道具を器用に扱う【前編】/青山学院大学 田崎良佑准教授

田崎良佑准教授は自身の研究室を立ち上げる時に「知技能ロボティクス研究室」と名付けた。知能と技能を兼ね備えたロボットシステムの開発を目指す。「人は知恵を身に付けながら、感覚や技を得て成長する。機械もそのように発達や成長できればロボット分野は大きく発展する」と未来を描く。

トータルソリューションを「当たり前」に【前編】/デンソーウェーブ相良隆義社長

産業用ロボット、自動認識機器、制御機器メーカーのデンソーウェーブ(愛知県阿久比町)の社長に相良隆義氏が就任した。相良氏はロボットユーザーとしての経験を生かし、「ユーザー目線での製品開発を強化し、顧客の生産性向上をトータルで支援したい」と意気込む。ロボット事業では人工知能(AI)や3次元(D)ビジョンシステムの分野を強化し、自動化できていない領域の自動化に貢献する考えだ。また、今後は事業部間の連携も推進し、ロボットや自動認識機器など社内のリソースを組み合わせたトータルソリューションの開発にも注力する。

[注目製品PickUp! vol.36]産ロボ特化で簡単立ち上げ・高コスパ【後編】/コグネックス「AlignSight」

コグネックスのビジョンシステム「AlignSight(アラインサイト)」は、産業用ロボットや自動で位置決めができる可動式ステージ(自動ステージ)と組み合わせて使う専用のビジョンシステムだ。前編ではその機能や特徴を紹介した。後編では、同社の技術的な強みや、本社併設のショールーム「コグネックスラボ」の展示システムを通し、同製品の特徴を深掘りしていく。

[注目製品PickUp! vol.36]産ロボ特化で簡単立ち上げ・高コスパ【前編】/コグネックス「AlignSight」

今回取り上げるのは、米国コグネックスコーポレーションのビジョンシステム「AlignSight(アラインサイト)」。産業用ロボットとの組み合わせに特化した製品だ。ビジョンシステムには通常、外観検査やバーコード・文字の読み取りといった幅広い用途があるが、アラインサイトでは機能を絞ることで、「最上位機種と同等の性能と、ローエンド機種以下の低価格を実現した。用途が決まっているので、立ち上げ時の設定も簡単」と日本法人コグネックス(東京都文京区、ロバート・ウィレット社長)グローバルソリューションズ・プロダクトマーケティング部門の磯部龍樹シニアマネジャーは語る。

工場から人を消す! 画像検査からロボットへ【後編】/リンクス 村上慶社長

リンクス(東京都品川区)は、工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)向けに画像処理ソフトウエアや産業用カメラを輸入販売する技術商社だ。1990年の創業以来、画像検査向けの製品を中心に扱ってきたが、近年は「ロボットソリューション事業」も展開する。同社がロボット事業に注力する理由とは。村上慶社長に話を聞いた。

工場から人を消す! 画像検査からロボットへ【前編】/リンクス 村上慶社長

リンクス(東京都品川区)は、工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)向けに画像処理ソフトウエアや産業用カメラなどを輸入販売する技術商社だ。部品の寸法や外観などを自動で確認する画像検査システムを得意とする。こうしたマシンビジョンの需要は伸びており、「人工知能(AI)」と「3次元(D)センサー」が大きなトレンドという。村上慶社長に話を聞いた。

[SIerを訪ねてvol.18] 生産ライン全体をワンストップで【後編】/津田駒工業

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する「SIerを訪ねて」の第18回は、金沢市に本社を置く津田駒工業が2018年に立ち上げたSIer事業「TRI」を紹介する。TRIはロボットシステムの外販だけではなく、自社工場の自動化も手掛けており、後編では自社工場に導入したシステムの概要を解説する。搬送装置やストッカーも含めて生産ライン全体をワンストップで構築できるTRIの強みを、社内のシステム製作にも生かした。

[SIerを訪ねてvol.18]生産ライン全体をワンストップで【前編】/津田駒工業

ロボットシステムを設計、製作するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。第18回は、金沢市に本社を置く津田駒工業が2018年に立ち上げたSIer事業「TRI」を紹介する。搬送装置やストッカーも含め、金属部品などの生産ライン全体をワンストップで構築できるのが最大の強みだ。顧客にロボットシステムを提案するだけではなく、自社工場の自動化も担う。自社工場をショールームとして公開し、TRIの認知度向上や受注獲得を目指す。

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