[気鋭のロボット研究者vol.21]初見の道具を器用に扱う【前編】/青山学院大学 田崎良佑准教授
「匠の技」をロボットに
田崎准教授は人の「匠の技」を知能と技能に分けて考える。
知能を「経験と知識を基にした判断行動」、技能を「感覚で得た情報を応用する臨機応変さ」とし、人工知能(AI)やセンシング技術を駆使して、ロボットに実装する。
鋳物の注湯作業にも
田崎良佑(たさき・りょうすけ)
2004年小山工業高等専門学校機械工学科卒。06年京都工芸繊維大学工芸学部機械システム工学科卒。08年豊橋技術科学大学大学院生産システム工学専攻修士課程修了、11年同電子・情報工学専攻博士課程修了後、研究員を経て12年同大学機械工学系助教。19年から青山学院大学理工学部機械創造工学科准教授(現職)。日本鋳造工学会で各種幹事などを歴任。豊橋技術科学大学在籍時に鋳造の奥深さに魅了され、その加工技術の追究をライフワークに掲げる。1983年栃木県生まれの38歳。
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