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[SIerを訪ねてvol.54]車の自動塗装の難しさとは/大気社

大気社はビル空調と産業用空調、塗装システムを主な事業領域としており、自動車の塗装工場のエンジニアリング企業としては国内トップシェアを誇る。自動車の塗装工程ではロボットや周辺機器が多数稼動する上に、塗装の品質を高く仕上げるためには膨大なパラメーターを管理しなければならない。70年以上も自動塗装を手掛けてきた同社は今後、その経験を生かして塗装以外の領域の自動化も狙う。

[ロボットが活躍する現場vol.16]中小で塗装ロボットを使いこなす驚きの着眼点/久保井塗装

久保井塗装(埼玉県狭山市、窪井要社長)は、樹脂部品などを塗装する「工業塗装」の中小企業だ。スプレーガンから塗料を噴射する塗装を専門にする。塗装作業の自動化を目指し、2015年に産業用ロボットを導入した。一般的に、塗装の自動化では不良品の発生率を下げるため、恒温・恒湿の環境を整える。しかし、エネルギーやコストがかかるため中小企業では難しい。同社は自社開発のモノのインターネット(IoT)システムなども駆使しながら、その壁を驚きの着眼点で乗り越えた。

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