日本発の塗装技術がインドのマヒンドラに採用/ABB
スイスの大手ロボットメーカーのABBは7月4日、自動車の車体を塗装するロボットシステム「PixelPaint(ピクセルペイント)」がインドのマヒンドラ・アンド・マヒンドラの新型電気自動車(EV)用塗装設備に採用されたと発表した。
生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン
RECENT POSTS
スイスの大手ロボットメーカーのABBは7月4日、自動車の車体を塗装するロボットシステム「PixelPaint(ピクセルペイント)」がインドのマヒンドラ・アンド・マヒンドラの新型電気自動車(EV)用塗装設備に採用されたと発表した。
各種不織布などを製造・販売する前田工繊(東京都港区、前田尚宏社長)は3月15日、グループ会社の未来コーセン(福井県南越前町、田中則夫社長)がロボットアーム用のカバーを発売すると発表した。
アネスト岩⽥は3月10日、塗装の試作サポート事業を開始すると発表した。
横浜市の本社内にある同社の塗装研究施設「コーティングソリューションセンター」で塗装の試作品を作成するだけでなく、適切な塗装方法の検討や塗装ロボットのティーチングデータの作成なども行う。
安川電機は2月20日、自動車生産ラインの塗装工程で、搬送コンベヤーに追従しながら自動車のドアを開閉するオープナーロボット「MOTOMAN(モートマン)-MPO10L」を発売した。可搬質量は10kg、最大リーチは2550mm。
久保井塗装(埼玉県狭山市、窪井要社長)は、樹脂部品などを塗装する「工業塗装」の中小企業だ。スプレーガンから塗料を噴射する塗装を専門にする。塗装作業の自動化を目指し、2015年に産業用ロボットを導入した。一般的に、塗装の自動化では不良品の発生率を下げるため、恒温・恒湿の環境を整える。しかし、エネルギーやコストがかかるため中小企業では難しい。同社は自社開発のモノのインターネット(IoT)システムなども駆使しながら、その壁を驚きの着眼点で乗り越えた。
スイスに本社を置く大手ロボットメーカーのABBは6月9日、2020年に発売した「PixelPaint(ピクセルペイント)」技術がIERA(イノベーション&アントレプレナーシップ・イン・ロボティクス&オートメーション)賞を受賞したと発表した。
安川電機は4月5日、塗装用ロボット「MOTOMAN(モートマン)-MPXシリーズ」の新たなラインアップとして小型塗装ロボット「MOTOMAN-MPX1400」を発売したと発表した。
ABBは9月14日、自動車の車体に直接色や柄をインクジェット印刷する技術「PixelPaint(ピクセルペイント)」を発表した。従来、車体をツートンカラーなどに塗装をする際は、1色目を塗装した後、2色目の塗装部位以外を覆うマスキングをして、2度目の塗装をしていた。
ナベルホールディングス(HD、三重県伊賀市、永井規夫社長)は最近、ロボット関連の事業に力を入れている。ロボット用カバー「Robot-Flex(ロボットフレックス)」の販売と台湾の達明機器人(テックマン・ロボット)の協働ロボット「TMシリーズ」の輸入販売を手掛ける。後編では、TMシリーズの輸入販売の事業を紹介する。「協働ロボットとカバーをセットで提案できる強みを生かしたい」と永井社長は強調する。
「ジャバラ」と呼ばれる、機械の可動部カバーを販売するナベルホールディングス(HD、三重県伊賀市、永井規夫社長)。製造部門としてナベル(住所と代表者はナベルHDと同じ)を傘下に持ち、製造と販売を分けて事業を展開する。ナベルHDは現在、ロボット関連の事業に注力しており、自社ブランドのロボット用カバー「Robot-Flex(ロボットフレックス)」の販売と、台湾の達明機器人(テックマン・ロボット)の協働ロボット「TMシリーズ」の輸入販売を手掛ける。ジャバラメーカーがロボット事業に挑戦する理由とは? 永井社長とロボット事業を担当する永井杏奈取締役に話を聞いた。