スイスに本社を置く大手ロボットメーカーのABBは６月９日、2020年に発売した「PixelPaint（ピクセルペイント）」技術がIERA（イノベーション＆アントレプレナーシップ・イン・ロボティクス＆オートメーション）賞を受賞したと発表した。
　同賞は革新的なロボット・オートメーション技術を商業化した功績をたたえるもので、国際ロボット連盟（IFR）と米国電気電子学会（IEEE)が共同で主催する。

　ピクセルペイントは、静岡県島田市にある「ABBロボティクステクニカルセンター」で開発した技術で、自動車のボディーをインクジェット方式で塗装する。塗料の無駄がなく、多色塗装がしやすいことなどが高く評価された。


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