コンパクトで高可搬な工作機械用ロボットシステムを発売/キャプテンインダストリーズ
キャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区、山下宏社長)は1月中旬、スカラタイプの搬送ロボットシステム「ゼロボット」の国内出荷を開始した。
ゼロボットは加工材料や工具などを収納する壁面ラック(棚)とロボットアームを一体化したシステムで、可搬重量 は100kg。100kg可搬のロボットシステムは機械本体より大きくなることも珍しくないが、ゼロボットの設置面積は1121mm×1348mmと非常にコンパクト。既存の工作機械に後付けもできる。壁面ラックは水平回転し、裏表の両面が収納として使える。ロボットが片面のラックを使っている間に、人が反対側に材料をセットできる。
ロボットのシステムインテグレーターや工作機械メーカーなど、販売拡大のパートナー企業も同時に募集する。