2020.08.18 アルペン向けにロボット自動倉庫システムを国内初納入/村田機械 Tweet 村田機械は8月7日、スポーツ用品小売りのアルペングループと、ロボット倉庫システム「ALPHABOT(アルファボット)」の納入契約を締結したと発表した。愛知県小牧市の物流拠点「アルペン小牧ディストリビューションセンター(DC)」に同システムを納入する。 ロボット台車が保管棚の外まで走行 アルファボットは、2019年に村田機械と戦略的パートナーシップを締結した米国の物流ロボットメーカー、アラート・イノベーションが開発したもので、国内での導入は今回が初。 従来の自動倉庫と異なり、棚に商品を出し入れして運ぶロボット台車が、保管棚の外まで走行。作業者の所まで商品を運搬できる。 小牧DCは小さな商品に特化した物流拠点で、アルファボットの導入により約6割の業務削減を目指す。稼働は21年7月を予定する。 関連記事:ユニークな自動倉庫や柔軟に使える搬送ロボット【その1】/国際物流総合展