ローディングシステムをモデルチェンジして発売/ブラザー工業
「SPEEDIO(スピーディオ)」ブランドで小型工作機械を開発、製造、販売するブラザー工業は2022年9月1日、スピーディオ専用のローディングシステム「BV7-870Ad」を発売した。
BV7-870Adは4軸の垂直多関節型のローディングシステムで、スピーディオへの被加工物の供給や搬送を自動化する。軸数を4軸に絞ったことで機構をシンプルにし、ティーチング(動作を覚えさせること)をしやすくした。本体や架台、側面扉、バルブなどを含め、標準価格は税込みで348万円だ。
搭載可能機種は同日に発売した複合加工機の新製品「M200Xd1」と、今年4月に市場投入した主力製品の「S300Xd1」「S500Xd1」の計3機種。3機種とも従来機から一新して最新の数値制御(NC)装置を搭載したのを受け、ローディングシステムも従来のBV7-870から新型のBV7-870Adにモデルチェンジした格好だ。