ベアリングなどの機械部品を製造するNTNは5月13日、手首関節モジュール 「i-WRIST(アイリスト)」の機能を拡張した新シリーズ「IWS シリーズ」を発売した。
アイリストは産業用ロボットのようなアーム(腕)ではなく、人の手首のような動作に特化したロボットで、リーチは短いが屈曲や旋回の角度を高速かつ自在に制御できる。
新シリーズでは顧客の要望を受け、従来の下向き取り付け姿勢での設置だけでなく、上向きや横向きなどあらゆる取り付け姿勢に対応した。最大動作速度も従来と比べ1.6倍になり、タクトタイムを短縮できる。また外部インターフェースに対応し、安全規格 ISO 10218-1 にも準拠した。