大手工業用薬剤メーカーの第一工業製薬は９月２日、デンソーウェーブ（愛知県阿久比町、相良隆義社長）、カサイ製作所（愛知県北名古屋市、葛西泉社長）と包括連携協定を締結したと発表した。３社が連携し、ロボットやデジタル機器などを活用して、研究所や実験室内の作業プロセスを自動化するラボラトリーオートメーション（LA）の実現を目指す。

　まずは９月中に、リチウムイオン電池材料の研究・開発を手掛ける研究部門に、デンソーウェーブ製の協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」を実証導入する計画だ。


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