多品種に対応できるパーツ・フィーディング・システムを提供開始/エプソン販売
セイコーエプソン製品の販売を担うエプソン販売(東京都新宿区、鈴村文徳社長)は9月29日、パーツフィーダー「IFシリーズ」の受注を開始した。
IFシリーズはエプソンのロボットや画像処理システムと組み合わせることで、パーツ・フィーディング・システムとして活用できる。
小型の部品を供給するには、単一種類の部品を整列させて供給するボウルフィーダーを部品ごとに用意することが一般的だが、設置場所の確保やセットアップ時間の長さなどが課題となっていた。
IFシリーズを使ったシステムでは、複数の部品が混在したトレーから、必要な部品をピックアップ。システムの設計や構築にかかる時間も削減できる。
またフィーダーのトレーの振動幅やタイミング、時間を制御することで、さまざまな材質や形状の部品に対応でき、多品種への対応が容易だ。