ロボットハンド用センサーをワイヤレス給電に/エイターリンク
エイターリンク(東京都千代田区、田辺勇二・岩佐凌社長)は10月15日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2021年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援」に採択されたと発表した。
「FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)用センサーへの中距離無線給電と高速データ伝送技術の開発」について採択され、最大助成額は7000万円。ロボットハンド向けセンサーへのワイヤレス給電技術を開発・実用化し、23年度の量産化を目指す。給電をワイヤレス化することで、断線によるシステム停止を防止できる。
同社は米国スタンフォード大学発のベンチャー企業で、これまでは心臓のペースメーカーなど医療機器向けにワイヤレス給電技術を研究・開発していた。